今回は屋根材の剥がれが著しかったため、塗装ではなく カバー工法工事 を行いました。
カバー工法とは既存の屋根材は撤去せず、新しい屋根材を既存の屋根材の上に施工する工法で、撤去や廃材処分などの費用を抑え、工事日数も葺き替え工事と比べて短いといったメリットがあります。
屋根材に軽量で断熱性・耐久性に優れ、紫外線に強くて色褪せしにくい “横暖ルーフ” を使用しました。
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屋根材が二重になることで断熱性・防音性・防水性などの機能性が向上されます。
しかし、屋根材の種類や屋根の劣化状態によってカバー工法ではなく屋根材を新しくする葺き替えが必要になる場合もありますので必ず専門家に診断してもらいましょう!
高い場所にあって目視での確認が難しい屋根は、よほどの事がない限り普段の生活でじっくり見る事は少ないですよね。そのため、劣化していても気づかない事が多いです。夏の激しい日差しや梅雨時期の豪雨などから建物を守る役割がある屋根は、365日休むことなく外的環境に晒され続け、日々ダメージを受けているため建物の中でも傷みやすい箇所です。
お住まいの屋根を見上げて 「以前より色褪せや汚れが目立ってきたな~」 と感じた事はありませんか?
色褪せは劣化の初期段階で、屋根のSOSです!
紫外線など影響によって塗膜が剥がれ、防水効果が低下してしまいます。防水効果が低下して雨水を吸収しやすくなった屋根は水はけが悪くなるだけでなく、カビや苔の繁殖・ひび割れ・欠けの原因となって雨漏りに繋がる恐れがあります。メンテナンスのタイミングを見逃さないようにしましょう!