今回は広島市佐伯区の浴室バリアフリー工事についてご紹介します!
工事前は、深さのあるステンレス浴槽を使用されていました。
約30~40年前までは、しゃがむと肩までお湯に浸かれるような60cm~65cmほどの深さで幅の狭い浴槽が主流でしたが、近年では48~50cmほどの深さで、足が伸ばせるほど幅がしっかりとあるものが主流になっています。
身体が元気な時には深い浴槽でも縁をまたいで難なく浴槽に入られますが、ケガをしたり年を重ねて身体が不自由になってくると、身体に負担が掛かったり転倒のリスクも高まります。
今回ご依頼いただいたT様も、足が不自由になられた事で入浴の際にバランスを崩しやすくなり、膝や身体に負担が掛かっていました。入浴は私たちの生活には欠かせません。日々の生活の中で気になられるようになったとの事で、正光技建にご依頼いただきました。
今回は、浴槽だけでなく、手すりや浴室の床なども身体への負担が軽くなるようなリフォームを行いました!
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まず浴槽は、近年主流であるFRP浴槽に交換。幅は浴室とぴったりの広々サイズで、足を伸ばす事ができるようになったとお喜びの声をいただきました!
浴槽が浅くなっただけでなく手すりを設置したことで、浴槽に入る際や入浴中に身体のバランスを保ちやすくなりました◎
浴槽の水栓はプッシュ水栓に!工事前のお風呂はゴム栓であり、浴槽が深かったので浴槽の外から栓をはめる際に体制がきつく、棒で押して水栓をかましていたそうです。楽に抜き差しできるようになりました。
また浴室の床を高くし、洗面所の段差を解消!
今回の浴室のように、床・壁がタイルで仕上げの工法を在来工法と言います。この在来工法では脱衣所の床と浴室の入り口に約10㎝の段差があるケースが多く、身体が不自由になってくると転倒のリスクも…
段差がなくなり、安心して出入りができるようになりました♩
「工事の時には、タイルの気になった部分も納得するように調整してくれたり、優しく対応してくれた。」と嬉しいお言葉を頂戴いたしました!
安心安全に、更にリラックスして入浴できる浴室になりました。